毎年10月になると、「中置」(なかおき)のお点前をします。
風炉から炉へと移り変わる間のほんの一か月間、10月だけが中置です。
お茶を習い始めたころは、薄茶の平点前がやっと覚えられたかな?と
思ったころに季節も移りかわり、風炉~中置~炉、そしてまた風炉・・・と
お点前も変わり、なかなかついていけなくてもう、いっぱいいっぱいでした。
ところが、それを何年か繰り返すうちに「本当に、茶道のお点前とは
無駄がなくおもてなしのこころが行き届いているものだなぁ」と、
つくづく感じられるようになりました。
と、いうわけで10月はお茶の道では「名残りの月」。
「なんで名残り?」と思ったひとは、またお稽古のときにでも、
先生に聞いてみてくださいね。
10月第一回目のお稽古は、4日(土)でした。
お菓子は、「唐錦」・・・からにしきと読みます。紅葉を表しているのでしょうね。
お点前は、Sさん。
相應庵メンズもがんばっておられます!