武者小路千家の第18回官休会全国大会が10月26日~27日、
岡山市内で開幕。
“茶祖”栄西(1141〜1215年)の生誕地で、
茶道文化の継承と発展を誓い合う場となりました。
私たち相應庵・小川社中からも3名が出席させていただきました。
27日、後楽園では薄茶席・濃茶席ともにすばらしいお席で、
いずれのお茶席も着物姿のかたが多く、
華やいだ雰囲気に包まれていましたが、
ここでは野点の立礼席のようすをお伝えしたいと思います。
立礼卓は、有隣斎宗匠好。
漆黒の本体に、藤色の天面、枠はゴールド、風炉先は鉄のワイヤー組み。
椅子は、ベージュのベルベット張と
まさにミッドセンチュリーのモダンデザインを和に取り入れられていました。
フォンタナといいリーチといいご亭主の美にたいする造詣の深さには
感動いたしました。
(出席されたKさんより写真とコメントをいただきました)